メリマンサイクル論のお勉強
kindle Unlimitedで投資本を漁ることがあるのですが、珍しそうな本を見つけたので読んでみました。
相場サイクルの基本: メリマンサイクル論 (レイモンドメリマンの基本解説書)
- 作者:レイモンドAメリマン
- 発売日: 2016/10/20
- メディア: Kindle版
以前値動きの周期を勉強していたことがありまして、
転換点を見極める為にMACDをはじめとするメジャーテクニカルで分析してみたり、
フィボナッチタイムエクステンションを使ってみたりしたことがありました。
(勿論その後挫折しました)
メリマンサイクル論の特徴
- フラクタル構造を意識した理論である
- 延長や短縮の概念がある
どこかで見たことのある特徴が載ってました。
勉強のし甲斐がありそうです。
チャートと照合してみる
著者メリマンさんが発見したNYダウ用のサイクルが以下になります。
- 長期サイクル:50週(38~62週)
- プライマリーサイクル:17週(13~21週)
- ハーフプライマリーサイクル:9週(7~11週)
- メジャーサイクル:6週(5~7週)
- トレーディングサイクル:3週(2~4週)
また、相場のサイクルは安値から安値で計測されると記されておりました。
わかりやすいようにZigZagを使ってみます。
本日時点でのNYダウへ考えなしに全部入れてみました。
ものさし機能を使って期間を見てみましたが、メリマンさんが発見した期間に当てはまってないところの方が多そうです。
NYダウのチャート以外でも試してみましたが、期間に当てはまってるものがないので早々にチャート照合はあきらめました。
まとめ
今の私の実力では使えないですね。一旦諦めます。
あんまり英語の記事も見つからなかったのでメリマンサイクル自体がマイナーなのかもしれませんね。
フィボナッチやエリオット波動を使用した説明もあったので、周期さえ洗い出すことができてしまえば本書を読み進めて色々戦略立てれそうだなぁと。
手動で周期を把握するのは手間暇がかかるので、計測できるテクニカルでもあれば良いのですけどねぇ。
本書の最初の方にレフト・トランスレーション、ライト・トランスレーションについて書かれていましたが、基本を再認識させらたのでそこだけは勉強になりました。